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[鍼灸あマ指 国試対策] 臨床医学各論 大動脈弁狭窄症 [臨床医学各論]

[問題]
◆大動脈弁狭窄症でみられるのはどれか。
1.収縮中期のクリック音
2.オープニングスナップ
3.遅脈
4.大脈

heart2e.jpg

1. 問題文からの推測

まずは問題文の大動脈弁狭窄症という疾患について確認してみましょう。

大動脈弁は、心臓から全身に血液を送る大動脈の入口にある弁ですね。

つまり左心室か大動脈への経過部分です。

この大動脈弁に狭窄、つまり弁が閉じたままの状態が発生すると、当然のことながら、左心室から大動脈に血液を十分に押し出せなくなってしまいます。

ということは、左心室から血液が心臓の外に出れなくなりますので、左心室の内部はパンパンに圧力が上がります。

そうなると、これに対応するために左心室の心筋(心臓の筋肉)が肥大するんですね。

心臓そのものの大きさは肥大しないので、これを「求心性肥大(きゅうしんせいひだい)」とも言います。

大動脈弁狭窄の原因は、リウマチ熱によるものであったり、加齢により弁が硬くなってしまうことのほか、先天性のものがあります。

そして症状としては、息切れや狭心痛、失神発作などがあります。


2. 個々の選択肢の確認

次に、個々の選択肢の確認をしてみましょう。

◆1.収縮中期のクリック音 ・・・ 僧帽弁逸脱症候群で見られる症状。僧帽弁が収縮期に左心房側に落ち込む。

◆2.オープニングスナップ ・・・ 僧帽弁狭窄症で見られる僧帽弁の開放音。パチッという音がする。

◆3.遅脈 ・・・ 通常より遅い脈。大動脈弁狭窄症で見られる。狭窄のために血液の送り出しに時間が掛かる。

◆4.大脈 ・・・ 血液の拍出量が大きい脈。脈圧(最高血圧と最低血圧の差)も大きい。大動脈弁閉鎖不全で見られる。逆流するため。

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(教科書 『生理学』 医歯薬出版 より)


続きは「3. この問題の攻略法」へ



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3. この問題の攻略法

この問題は、大動脈弁狭窄症を始めとする心臓の弁に関する疾患について理解できていると解けますね。

大動脈弁が狭窄してしまうとどうなるのか、または、ほかの弁が狭窄したり、閉鎖不全ではどのような症状になるのかを確認しておくと良いでしょう。

心臓の図を確認しながら、ある弁が閉じたままだと血流はどうなるか、閉じなかったらどうなるのかなど、イメージしながら理解しておくと印象づけられますね。


解答:3 / 分野:臨床医学各論 (H24年 はり)








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