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[鍼灸あマ指 国家試験対策] 灸理論 防御作用 [灸理論]

[問題]
◆灸施術の防御作用に関係するのはどれか。
1.細網内皮系
2.脳幹綱様体賦活系
3.大脳辺縁系
4.下行性抑制系

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1. 防衛作用とは

まず、灸施術の防御作用について考えてみます。

防御作用というのは、白血球や大貪食細胞などを増加させて、治癒機能を高め、生体の防御能力を高める作用のことです。

実際には鍼にも灸にもこの作用は存在すると言われています。


2. 選択肢の確認

次に個々の選択肢について見ていきます。

(1)細網内皮系

 これは、異物を貪食することにより生体の防御に関与している細胞の総称のことです。脾洞内皮、リンパ洞、肝臓のクッパー細胞、骨髄の毛細血管内皮細胞、単球、組織球、肺胞の塵埃細胞、脳の小膠細胞などが含まれるんですね。

(2)脳幹綱様体賦活系

 これは大脳皮質を常に活動状態にして意識を保持し、その水準を調節し覚醒・睡眠を起こす領域ですね。

(3)大脳辺縁系

 これは脳のうち本能に近い部分ですね。動物として生きて行くための必要な機能を持った部分で、喜怒哀楽つまり感情が生まれる中枢です。記憶の形成や保持の働きをする海馬、情動の中心の扁桃体、自律神経や、内分泌にも関係しています。

(4)下行性抑制系

 これは痛みなどの感覚を、上部である脳から信号が出て抑制する働きをする仕組みのことですね。


続きは「3. この問題の攻略法」へ



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3. この問題の攻略法

この問題は、鍼灸の作用として防御作用がどんなものかが理解できていれば解けますね。

上記の通り、鍼灸の防御作用は白血球やマクロファージなどの「細網内皮系」が担当します。

そして、選択肢にある他のもの(脳幹綱様体賦活系、大脳辺縁系、下行性抑制系)についてもその概要が解っていれば問題ないでしょう。
鍼灸の作用としてはほかには下記のようなものがあります。別の問題としてこれらのものが問われることがありますので、合わせて憶えておくと良いですね。

◆調整作用 ・・・ 組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用がある。

◆誘導作用 ・・・ 患部に刺鍼、もしくは遠隔部に刺鍼をして、血管に影響を及ぼし、充血を起こして、患部の血量を調整する作用。

◆鎮痛作用 ・・・ 内因性モルヒネ様物質あるいは下行性抑制などの機序により、鎮痛作用が作用する。

◆免疫作用 ・・・ 免疫機能を高める作用がある。施術により身体の免疫系への影響にて免疫機能を高められる。

◆消炎作用 ・・・ 施術により白血球が増加し患部に遊走し、血流改善により病的浸出物などの吸収促進する。

◆転調作用 ・・・ 自律神経失調症、アレルギーを改善し、体質の強壮をする作用。

◆反射作用 ・・・ 痛みの刺激に対しての反射機転を介して、組織・臓器の機能を鼓舞、抑制する。

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解答:1 / 分野:灸理論 (H23年 はり)







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